5大リーグが開幕!開幕前にグローバルメタを考察
来週から各国のLoLリーグでも強い5大リーグ(韓国、中国、台湾香港マカオ、北アメリカ、ヨーロッパ)のSummer Splitが開幕します。ということで、開幕前にSummerはどのような見どころがあるのかということを見ていきたいと思います。なお、最速で開幕したOPL(オセアニア)が8.11で始まったことからパッチは8.11であるとしてご覧ください。
1つ目:タンクを必要としない時代が到来か?
前のパッチによって追加されたキーストーン「征服者」によってトップでのタンクの価値が、ジャングルでもエンチャント・シンダーハルクの度重なるナーフやトランドルの登場によってタンクの価値が薄れてしまっていました。それに追い打ちをかけるようにADCでもインフィニティ・エッジのパッシブが変更されたことによりタンクの価値は薄れてしまいました。これにより、「タンクは居ないほうがマシ」になる時代になってしまうのではないのでしょうか。
2つ目:ADCのメタはどうなるのか
8.11パッチはこれがやはりとても重要です。
クリティカルビルドの大きなナーフから、クリティカルビルドを主流としたADCの勝率が一気に落ちました。また、バロンが柔らかくなったことや、リフトスカトルのダメージが上昇したことや、前の記事でも紹介しましたが、バランスアップデートによりやのナーフも実施されました。このナーフがプロのメタには影響しないのか?それともやのような王剣勢がメタとなるのか?はたまたやのようなADCの代替として試されているチャンピオンが現れるんでしょうか?
3つ目:Demacia Cupの影響は?
先日、Demacia Cup 2018が開催されました。この大会は、中国地域の強豪が争う大会で、パッチは8.10で行われましたが、その大会のドラフトを分析すると、2つのチャンピオンがこの大会でピックかBANをされ始めていました。
主なロール:ミッド/サポート
ビルド:(ミッドの場合も)
ロール:トップ
ビルド:
この2つのチャンピオンを見ると、やはりDemacia Cupはメタがであったことがよく分かりますが、その他にもシンジドはシュレリアによって逃げることが容易なことや、カウンターであるハードCCを与えられるタンクが現環境であまりに弱いことから居ないこと、ルルはアサシンでOPだった としてのカウンターとして使用されるケースが多くなってきました。8.11で旗には調整が加えられましたが、これがどのような影響を及ぼすのかに注目です。
まとめ
- ADCアイテムが変更された影響はどうなるか
- BotでADCが息をしない可能性が出てきた
- ルル・シンジドはメタとして躍り出るのか?
個人的に競技シーンで気になるポイント3つをご紹介しましたが、やはり8.11パッチの変更が大きすぎて、プロには対応する力がリーグ序盤は求められるのではないのでしょうか。
5大リーグは、まずMSI優勝国・中国LPLが6/11(月)18時から開幕します。その翌日6/12(火)17時からは、韓国・LCKが開幕します。プロのグローバルメタは、どのようになっていくのでしょうか?